てくてく☆ポン

4歳と2歳の1男1女を育てているシングルマザーの子育て日記・マンガ

個人事業主で青色申告をする人は、簿記3級の勉強をするといいというお話

もうすぐ確定申告の時期がやってきますね!

今年は、2018年2月16日(金)〜3月15日(木)です。早め早めにやっておくと、気が楽ですよね。 

確定申告

私は、確定申告の書類作成はもう終わらせました!

何回目かの青色申告者ですが、夏に簿記3級の試験を受け勉強をしたので、今年は楽に決算書類が作成できましたよ!!

青色申告はお得!

誰にでもある基礎控除38万に加えて青色申告者はプラス65万の控除があります!

合計で103万分の所得には税金がかかりません!

 

え、103万の控除はみんなあるんじゃ?という疑問を持たれる方もいるかもしれませんが、

それは会社にパートやアルバイトで雇われている場合です。

個人事業主の場合は、当てはまらないので注意が必要です!

 

ちなみに白色申告の場合は、10万円の控除です。38万+10万なので48万円を超えない場合は、白色でもいいかもしれませんね。

青色申告は事前に申告していないとできない

じゃあ、今回は青色申告にしよ~と思っていてもいきなり青色申告ができるわけではありません。

事前に納税地を管轄している税務署に「所得税の青色申告承認申請書」を提出しておかなければなりません。

A4用紙1枚出せば終わりなので、事前準備を忘れずにしておきましょう。

 

提出期限があるのでご注意!

■1月1日~1月15日までに開業した場合 → その年の3月15日までが提出期限
■1月16日以降に開業した場合 → 開業日から2ヶ月以内が提出期限

 

 個人事業主になるときに税務署に開業届を出すので、その時に合わせて「所得税の青色申告承認申請書」を出しておきましょう! 

「所得税の青色申告承認申請書」の書き方はこちら

 

tekutekupon.hatenablog.jp

簿記3級の知識があるとスムーズ!

さて、本題ですが、

青色申告を受けるためには、複式簿記で記帳する必要があります。

複式簿記ってなんぞ?と思われるかと思いますが、言葉では説明しづらいので、簡単に例を挙げてみます。

 

<単式簿記>

(お小遣い帳や家計簿はこの方法でつけられています。)

12/10 電気代 3,000

12/20 収入 50,000

 

<複式簿記>

12/10 電気代 3,000 現金 3,000

12/20 普通預金(東京三菱UFJ銀行) 50,000 売上 50,000

 

複式簿記で書くメリットは、電気代を支払いました。現金が3,000円減りました。

という「何がどれだけ増えた」、「何がどれだけ減った」のどちらも管理できること。

また、お金が入った場合もどの通帳にどれだけ入ったかを複式簿記なら管理できるということですね。 

会計ソフト弥生を使うと楽ちん♪

ここまで言っていてなんですが、私は、会計ソフトを使用しています・・・。

もちろんエクセルなどで自分で帳簿を作成して管理することもできますが、ぶっちゃけめんどくさくって・・・。

弥生があると本当に楽です。

帳簿をつけておけば、「集計」→「決算」→「確定申告」書類がほぼ自動でできます!!!

え、でも複式簿記わからん・・・という人でも安心の「かんたん取引入力」というボタンがあり、日付、内容、金額を入れれば勝手に複式簿記で記帳してくれるという初心者にもおすすめ機能も搭載していますよ!

「かんたん取引入力」を使うなら弥生16以降のものがオススメ

16以降では、クレジットカードの決済も簡単取引入力でできるようになりました!

(私が使っているのは14なので、この機能はないのですが・・・)

クレジットカードの支払いは、実際に買った時と、支払い時にずれがあるため記帳がめんどくさいのですが、弥生16以降では、かんたん取引入力で簡単! 

やよいの青色申告 18 通常版 <消費税法改正対応>

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簿記の知識は決算で役に立つ!

弥生があれば簿記の知識いらないんじゃ?と思われるかもしれませんが、

帳簿をつけるだけではなく、12/31が来たら「決算処理」というものをしなくてはいけません。

1/1~12/31までの1年間の帳簿をつけた後、1年間のまとめの処理をするのが決算です。

この時に簿記3級の知識がとても役に立ちます!

決算は何をするの?

具体的に決算って何をするのかというと、

例えば入ってくる報酬、2017年12月の分が実際に入ってくるのは、2018年1月だったりしますよね。

そうすると、まだ入っていないけれど、でも2017年の分の報酬ですよ、という処理が必要になります。

他にも、レンタルサーバー代など1年まとめて払っているものがありますよね。

すでに払っている分の中には、2018年分のレンタルサーバー代が含まれていることも。

その分は、2017年の経費ではなく本来は2018年の経費にあたるわけです。

2018年分を前払いしていますよ、という処理が必要になります。

2017年分のみのお金を分かるようにする、それが決算です。

簿記3級オススメテキスト

簿記3級は、まずテキストで勉強をしてから、問題を解いていくというやり方が手っ取り早いです!

オススメのテキスト

スッキリわかる 日商簿記3級 第8版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

スッキリわかる 日商簿記3級 第8版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

 

 

あとは、過去問をひたすら解きます!

過去問は、必ずといておきましょう。

正直言って、テキストについているオリジナル問題はやらなくてもいいですが、過去問は絶対にやったほうが良いです!!!!

 過去問は似たようなものが出題される傾向にあるのに対して、オリジナルの問題は、こういうのが出るかもとひねってあって実際はあまり出ないということが多いです。時間がなかったらとりあえず過去問を先に解きましょう!

オススメの過去問題集

スッキリとける 日商簿記3級 過去+予想問題集 2017年度 (スッキリわかるシリーズ)

スッキリとける 日商簿記3級 過去+予想問題集 2017年度 (スッキリわかるシリーズ)

  • 作者: TAC出版開発グループ,滝澤ななみ
  • 出版社/メーカー: TAC出版
  • 発売日: 2017/03/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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テキストは1冊は買ったほうが良い

ちなみに、簿記3級の無料学習サイトもあって、私はそこを利用していました。

でも、やはり紙で見直したいときも多くて(試験当日とかも)、テキストは1冊は購入したほうが良いと思いました。

サイトではスキマ時間に(外出中でも)ちまちまと勉強できるので、外ではサイト、家で勉強するときは、テキストを読むのがいいと思います。

合格までの平均勉強時間は60時間

合格まではだいたい60時間ほどの勉強が必要だそうです。個人差もあると思います。

私はもともと青色申告をしていたので、これよりも少ない勉強時間でも合格できました。

次の簿記3級の試験日

次は、

2018年2月25日(日)

です。

試験の申し込みは、商工会議所によって異なります。

https://links.kentei.ne.jp/examrefer

資格はいらない人は決算だけ勉強しておくといい

帳簿は、弥生がサクサクつけてくれるので、自分でやらないといけない決算処理の部分を勉強しておくと良いと思います。

弥生クラウドは初年度無料!

私は、ソフトを持っているので、使っていませんが、オンラインだと初年度無料です!試しにつかってみたい人におすすめです。

やよいの青色申告オンライン

次年度からは、8,640円(税込)/年かかります。 しかし、キャンセルも可なので、弥生がどんなソフトなのか、使いこなせるのか不安な方はまず、お試しで初めてみてはいかがでしょうか?